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リストマーク 2004オフィシャルレポート vol.4 

2004年09月20日 ()
2004.9.17(Fri)、18(Sat)、19(Sun)
2004 MotoGP World Championship Rd.12
Camel Grand Prix of Japan


今年は日本で世界最高峰のモータースポーツが4つ行われてる。既に今年で14年目の開催となるF-1鈴鹿日本GP。先に北海道帯広で催された国内初開催となった WRC第12戦ラリー・ジャパン。今年2年目を迎えたIRL第3戦インディジャパン300。そして2輪のFIM MotoGP 世界選手権第12戦キャメルグランプリ オブ ジャパンだ。 2002年にそれまで排気量500ccだったクラスを4ストローク990ccへ規定変更した際、 WGP500ccの名前を変更し、MotoGPとなった。 250cc、125ccクラスと3クラスあって同時に併催されていて、あまり2輪の詳しくない俺的には F-1とF3000、F-3が同時開催されるようなモノと受け取っている。だから2輪ファンにとってはもの凄いイベントなんだろうなぁ、って感覚。トップのMotoGPクラスはスピードがF-1をも凌ぐ時があって300km/hオーバー、馬力も200ps以上と こんなバイクに跨って操ってしまうGPライダーの凄さを感じる。 そんなもの凄いイベントに、ましてやオフィシャルとして参加出来るなんて夢にも思わなかった。
9月17日
前日に徹夜してしまった俺はフラフラになりながらいつものように夜家を出て茂木に入った。 常宿に入って、しばらくお仲間さん達と談笑して即効寝ようと思ったが中々寝れず、この日も ボーッとした1日。 今回も朝は早い。6:30集合の為5:00頃起きた。ので正味1時間半くらいの睡眠。。 集合場所に行くと人員がムチャ多い事。 配置図を見るとコースを取り囲むように俺らオフシャルが至る所に配置されて、いつ何が起こっても 即座に対処できる様になっている。 これが世界レベルのレースのセーフティなのかと肌身で実感した。 朝の全体ミーティングが終えて、各セクションにドデカいアンビュランスで移動する。今日はS字カーブ右。ここのロードコースの内側だ。 同じセクションに居るコース員の人達に挨拶をし、ちょっとした確認事項を終えてストレッチャー等を準備し走行開始を待つ。 今日のスケジュールは午前中に各クラスのフリー走行が、午後に1回目となる公式予選が行われる。 走行開始の時間になると遠くから木魂する甲高い爆音が徐々にこっちに向ってくる。 125ccと言えどもさすが世界トップレベルだった。目の前をすり抜けて行くライダー達のライン取りのキレイなのに驚く。 5コーナーから6コーナーを過ぎS字手前の縁石にオーバースピードで乗り上げコースアウトしそうでも 天性なのか踏ん張り走ってしまうライダーもいて兎に角ビックリだった。 ましてや次に行われたMotoGPは音も通過スピード全く違う。目の前を通過するたびに重厚かつ耳を劈く様な 4ストロークのエンジン音とコーナーを立ち上がるその加速。す、すごい・・・。 いつもの様にランチマーシャルが回って持って来てくれる弁当を昼のインターバルの間に食うと それまで徹夜して響いている眠さが一気に加速(これもGPレベル(笑)) そんな爆音の中で遂に耐え切れずにいつの間にか寝てしまっていた(苦笑) しかもメインのMotoGPの1回目の予選で・・・(涙 ダメだ。。今日は早く寝ることにしよう。
9月18日
夕べはよく寝れたみたいだった。 普段早く寝ると喉が渇いて起きることがよくあるが そんな記憶はなかった。 お陰で今日はすっきり♪ セクションも今日明日と違う所で最終コーナー立ち上がりのメインストレート左。こないだGTのレースを観た辺りだった。 コースの外側で後ろにはメインスタンドの観客席が約1kmに亘り備えられている。ここに時間を追う毎にお客さんがこぞって座り始めた。 バックストレートの長い下りを持つダウンヒルストレ-トから90℃ターン、セカンドブリッジを越え、ヴィクトリーコーナー、最終コーナーと続くセクターは難しいとされている。 特に俺らの居る所、ヴィクトリー~最終コーナーは左右とS字の様に連続しながら上り坂で 路面がうねっている為、アクシデントが起こり易い。かなり要注意だ。 しかも今日は昨日以上に暑くなってる。路面温度も上昇しているに違いない。 今日のスケジュールは昨日とほぼ同じ。だが午後の予選で明日のスターティンググリッドが決定するので 昨日以上に気合の篭ったライディングになるはず。 まだオフィシャルに慣れてない俺はちと緊張気味。 ハイサイドでもしたら、ヘタしたらこっちにマシンが飛んでくる。 コースとの距離は目計りにしても50mあるかないかの所に居る。 そんな中走行開始。長袖のつなぎの中は汗ばむ。 無線から聞こえる他のセクションでのアクシデント。さすがに昨日以上に多い。が持ち場では全くと言っていいほど無かった。 徐々に緊張もいい感じに抜け始めてきた。
素で喜んでしまった玉田の逆転ポール
オフィシャルを特等席って羨ましがられる事がある。 んでも観客席とはやっぱ違う。観ると言うより見守ると言った方がいいかもしれない。 そんな中、 MotoGPの最終予選を見守っていた。 恐ろしい程のスピードとブレーキング、アクセルワークでヴィクトリー~最終コーナー~メインストレート へとここからわずか50mに満たない所を駆け抜けて行くライダー達にちょっとでも乱した挙動を観ると身構えてしまいながらも、 楽しんでいた。 昨日予選3位だった玉田は少しタイムが伸び悩んでいた様だった。 がもう間もなくチェッカーって時、彼は物の見事に逆転ポ-ル。 後ろの観客席からは地響きのような歓声と拍手。その時ばかりはオフィシャルと言う事を思いっきり忘れていて、 思わず両手を挙げてしまった(笑)
9月19日
決勝日当日は夏に戻ったかのような陽射しと暑さ。 グラサンと長袖ツナギを付けている為、お陰で首から上、目から下が異常に焼けた(泣笑) 朝夕とのこの気温差はいったい何? この日はそんな日焼けなんて気にしても居られなかった。 アクシデントの多発だった。 125ccクラスでは持ち場をちょっと過ぎた辺りでコースアウト転倒が2件。 そしてもう1件が凄かった。 ハイサイドを起こしてマシンはコース上。 それに注意を促す為にコースサイドでこの辺りに居た俺を含むオフィシャルさん達は後続のマシンに大きく手で サインを出していた時のことだった。 背後からドーン!ガシャーン!! 最初何だか解らなかった。少し向こうに目をやると大破したマシンがピットウォールの方に。 辺り1面に破片が飛び散っていた。 最初に転倒したマシンに後続の1台が乗り上げクラッシュしてしまった。 一気に体から血の気が引いた。ライダーは大丈夫なのか!?兎に角それが頭に最初に過ぎった。 レースは赤旗中断に。 こんなアクシデントにも関わらず、そのライダーは足を引きずりながら同じ班だった他のオフィシャルに付き添われアンビュランスに乗っていった。 こういう時の状況判断がまだ成っていない俺。オタオタしてしまった。 続く250ccでもアクシデント。 今度は俺らの所だった。 タイヤバリアにストレッチャーを放り投げるように投げ出し、駆け上ろうとしたら足を踏み外してしまい、 左肩を少し痛めてしまった。 んでも、ライダーの所に行く。しかしながらライダーは無事でホッとし、駆け足でまた待機場所に退避する。 数周後さっきより少し先でまた転倒。 他のオフィシャルが早々にストレッチャーでライダーを運ぶ。 兎に角駆け寄り対処を手伝う。ライダーは外国人。習っている英会話が役に立った。 外国語は事前にいくつか例文が載ったプリントが用意されていたがそれは役立たず。 ライダーもしきりに求めていた。2,3度言葉を交した。 こんな咄嗟な時に慌てながらも応対出来た自分にビックリした。 と言うかたった2,3回言葉を交わせられて、それが人の助けに繋がったのがとても嬉しかった。 その後も転倒があった。 また違った状況下で自分にまだ自信が持てず、対処したは良いがその後班長にこう言う時はどうしたらいいのか 尋ねてみた。 ホントやってみないと判らないことだらけだが、 狭い一歩だけど着実に階段は登っている事が実感出来た。 MotoGPのレースは玉田のポールトゥウィンと23年振りの表彰台をカワサキに齎した彼自身も久しぶりの3位中野真矢 への歓喜で幕を閉じた。 この3日間、レースとしても楽しかったがオフィシャルとしても社会復帰へのリハビリとしても とても中身の濃いものが収穫出来たと思えるこの3日間で また少し励みになるものが増えた。
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[2004.09.20(Mon) 08:09] 未分類Trackback(0) | Comments(0)
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