
俺がクルマを好きなった切っ掛けは、TVで当時の全日本F2を観た事。青と白のきれいなコントラストのかっこいいカラーリングに目が止まり、ノーズに描かれた「H」のマーク。
以来、ホンダファンになり、そのマシンを操っていた中嶋悟のファンになった。
今でもやはりサーキットでは「HONDA」のロゴを見ると熱くなる。
IRLでは圧勝もF1では苦戦を強いられている今、同じく苦しんでいるのがスーパーGT。
GT500クラスでは、FR優位に進む中レギュレーション改定によって少し上昇してきたホンダ陣営の持ち込むマシンはMR車のNSX。
バブル景気に少しずつ陰りが見えてきた1990年、国産初のオールアルミボディ本格的ミッドシップスポーツカーとして誕生したのがNSX。
本格的とは言うものの、北米市場をターゲットにしていた為か、誰でも乗れるスポーツカーが売りになり、ゴルフバッグが2個積めるトランクルームを持つと言う、俺の中では聊か半端な印象。更には、アルミのボディには張れない初心者マークが吸盤で前後のウィンドウに付いてたのを見て絶句したのを覚えている。
まぁ早い話がホンダファンであるけど、このクルマはあまり好きではない。高価な価格に僻み半分入っているが(苦笑)
このNSXが今年12月末を持って歴史を閉じる事になった。
途中マイチェンを行い約15年間作られ続けたと改めて聞いて驚いた。普通の日本車ならフルモデルチェンジを2回やってそろそろまた新しいモデルが出てくる頃の年月だ。
ホンダはこのクルマの為に栃木に専用ファクトリーを新設し、そこでは熟練工の素手による職人技がこの15年続けられていた事になる。
7月12日の発表の中で合わせて後継車の開発も公表した。
どういうものになるか楽しみな話だが、途中追加されたピュアスポーツNSX-Rの更に上を行った「誰でも乗れる訳じゃない」的、サーキットでのホンダマインドむき出しの、そして熟練工の方々の汗と流れる血が感じられる様なクルマを期待したい。
一般道でもあのホンダサウンドが聞きたいものだ。
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